公開授業「地域に学ぶ」
更新日: 2015年07月15日
「地域に学ぶ」は、諏訪地域の「歴史・文化」「自然」「産業」「行政」を学ぶ地域志向型の授業で、今年度から始まりました。
今回は「自然」。「小泉山の里山再生活動とオオムラサキ保護活動の意義と現状を学ぶ」のテーマで、活動を担った「小泉山体験の森創造委員会」の方々のお話をうかがいました。
来週は体験学習。小泉山登山とオオムラサキ保護施設の視察を予定しています。
小泉山体験の森創造委員会
担当の関塚正嗣教授の挨拶に引き続いて、茅野市教育委員会生涯学習係長の上原平二さんが事業の概要を、「小泉山体験の森創造委員会」の委員長長田芳男さんがこれまでの活動の経過と具体的内容を話してくださいました。
教育委員会と一緒に80名の地権者を廻って許可を得た上で、荒れていた里山「小泉山(こずみやま)」の再生活動を始めたこと。小学生たちと一緒に取り組んだこと。多くの史跡を発見し、最近オオムラサキも発見したこと。博報賞、林野庁長官賞を受賞したことなどです。
小泉山の植物・オオムラサキなど
ガイドスタッフ部会長の根岸一幸さんが小泉山のさまざまな植物などについて、オオムラサキ部会長の石山功さんが先年発見されたオオムラサキの生態や保護施設について、映像を利用しながら説明してくださいました。
さまざまな質問で大幅延長
授業が大幅に延長されるほど学生からさまざまな質問や感想が出されました。小泉山体験の森創造委員会の方々も大変ていねいにお答えくださり、交流の機会にもなりました。
この授業風景は、8月の毎週土曜日と日曜日に1日3回、茅野市の「ビーナチャンネル」で放映される予定です。ぜひご覧ください。