本学教員がBest Paper Awardを受賞しました
更新日: 2017年12月15日
本学機械工学科教員の今村准教授が、2017年11月30・12月1日に福岡県北九州市の北九州国際会議場で開催された”Asia Pacific Symposium on Safety 2017 (APSS2017)において、Best Paper Award(最優秀論文賞)を受賞しました。
今村准教授は、地球環境保護の観点から今後普及拡大が見込まれる各種新エネルギーガスの燃焼性評価に関する研究を行っています。そのうちの1つとして期待されているLPGについて、LPGの燃焼特性に対して水分がどのように影響するかについては、まだあまり知られていませんでした。今村准教授は日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究C, 15K01235)を得て、研究室の学生とともに研究を行い、その成果を今回”Influence of Moisture on Flame Propagation Rate of LPG/air and LPG/O2/N2 Mixture”という論文にまとめて発表しました。論文の新規性,独自性,有用性,わかりやすさなどを総合的に審査された結果、めでたくBest Paper Award(最優秀賞)を受賞しました。
今後も、地球環境にやさしくかつ有益なエネルギー利用技術の発展に、燃焼工学の面から貢献できる研究開発を続けていきます。