個人情報の流出について(お詫び)

更新日: 2020年08月11日

このたび、本学において、遠隔授業実施の際、教員(専任)が担当科目の履修学生に対し個人情報に係る情報を3分間程度画面に共有するという不適切事案が発生しましたので、お知らせいたします。
本学では、個人情報の保護に関する規程を定め、研修会を実施するなど、個人情報の適切な管理に努めてまいりましたが、このような事態となり、学生の皆様、関係者の方々の信頼を損なう結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。

1.事実経過

2020年8月7日(金)実施の遠隔授業を受講している学生から、授業とは関係のない個人情報が共有されているとの指摘があり判明しました。指摘を受けた当該教員より事案発生後すぐに本学個人情報保護委員会に連絡があり、以下のとおり対応いたしました。

2.流出した個人情報

共有されたのは学生1名の、学籍番号等プライバシーに関わる基本情報です。この情報は当該教員から受講している履修学生約41人に向けて3分間程度提示されていることが分かりました。

3.該当する関係者への対応

本学個人情報保護委員会のもと、当該教員より、事案発生当日に個人情報が共有された学生本人及び保証人に対して謝罪説明をいたしました。また、大学より同日中に当該科目履修学生41名に対して、お詫びと個人情報に関する不正利用等がないようお願いいたしました。

4.本学での再発防止への取り組み

今後、同様なことが絶対に起きないように当該教員へ厳重注意を行うとともに、今回の事実の発生に関して全教員と情報を共有し、大学内で二度とこのような事案が発生しないよう、次のことを大学として取り組むこととします。

(1)遠隔授業では各自のパソコンで開いている情報が簡単に共有できてしまうことをしっかりと理解し、授業配信時には授業と関係のない資料は閉じる等の工夫をすること

(2)遠隔授業で使用する配信資料等の内容が適切であるか確認を徹底すること

(3)メール等で個人情報を含む文書等を送信しなければならない場合は、パスワード設定等の管理を徹底すること

 

 

繰り返しとなりますが、ご迷惑をおかけした学生及び保証人及び意図せず情報を共有することとなった履修学生の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本法人としましては、今回のような事案を起こしたことを重く受け止め、二度とこのような事案を招くことがないよう、教職員一同、個人情報保護の一層の徹底を図るとともに、再発防止に努めてまいります。

 

公立大学法人公立諏訪東京理科大学
個人情報保護委員長