フラウンホーファー応用情報技術研究所(ドイツ)と本学との連携について交流会を開催しました
更新日: 2024年11月12日
2024年10月24日にドイツのフラウンホーファー応用情報技術研究所(略称・FIT研究所)のレネー・ライナス氏(Dr. René Reiners)を公立諏訪東京理科大学へ招き、本学との連携に関する説明会を開催しました。
フラウンホーファー研究機構は、ドイツ各地に76の研究所をもつヨーロッパ最大の科学技術分野における応用研究機関であり、FIT研究所はそのひとつで、学際的な研究開発チームがデジタル・エネルギー、デジタル・ヘルス、デジタル・サステイナビリティの革新を目指しています。
また、2018年以降、信州大学工学部と信州ITバレーを皮切りに、日独交流ネットワーク「GRANITE」の枠組みの中で長野県との継続的な交流が行われ、2023年にはFIT研究所と長野県との共同宣言を締結しています。
今般、本学もその共同宣言に関わるネットワークへ参画し、今後の具体的な連携の可能性を探る第一歩として、ドイツとの交流に関心のある教員や学生を対象に、説明会を行い、お互いのニーズや提携の可能性について討論することができました。
今回本学を訪問した、レネー氏は、FIT研究所の人間中心工学・デザイン部門 (Human-Centered Engineering&Design) の部門長であり、中小企業から大企業までデジタルトランスフォーメーションに関するプロジェクトを支援するとともに、産業分野だけでなく学術分野でも広く研究活動をしています。
また、同氏は本学の濱田学長を訪問し、今後も本学との交流を発展させていく意向を明らかにしました。
本学の国際交流の進展に向けて、新しい可能性を感じることができた説明会となりました。