本学サークルが小学生向け科学教室「みんなで理科実験!」を開催しました
更新日: 2025年04月25日
2025年3月22日(土)に、本学のサークル「チノリカ(※)」主催による「みんなで理科実験!」を大学を会場として開催しました。
本イベントでは、身近な現象を利用した「発熱反応実験」と「吸熱反応実験」を行い、当日は小学3~6年生の児童35人が参加しました。23名の学生がイベントの運営に携わり、企画立案から説明資料の作成、実験の進行やサポートを行いました。
「発熱反応実験」では、鉄の酸化から生じる熱を利用してカイロを作成しました。カイロは鉄粉、活性炭、塩、水を混ぜることで簡単に作成することができ、温度計を使って温度が上昇していく様子を観察しました。最初は20℃程度だったものが90℃近くまで上昇する参加者もいました。「吸熱反応実験」では、60~70℃程度のお湯に重曹とクエン酸を加えて温度が下がっていく様子を観察しました。
参加者からは「お湯にクエン酸と重曹を混ぜることで温度が下がるのが不思議だった。」や「身近なもののなぜそうなるのか?というところが実験を通してわかるのが良かった。(保護者)」といった声があがり、理科の面白さを体感していた様子でした。
学生コメント:
今回は中学の理科で学習する「発熱反応」「吸熱反応」を扱いました。どうしてそうなるのかの部分をなるべくわかりやすく説明できたかなと思っています。また、実験をする前にどうなりそうか予想を立て、実際に温度を測ってもらいどのくらい変化したかを見てもらいました。今後もこのようなイベントを行っていき、おもしろさを伝えていきたいと考えています。(山岸 陸途・情報応用工学科2年)
※ チノリカ:諏訪圏6市町村の小学生を対象として、子どもたちが理科を好きになれるようなイベントなどを企画・運営するサークル。