本学サークルが小学校の児童クラブに訪問し、理科実験イベントを開催しました
更新日: 2025年04月25日
2025年3月27日(木)に、本学のサークル「チノリカ(※)」が小学校の児童クラブを訪問し、理科実験を行いました。
今回の活動は、以前参加した「子どもゆめプロジェクト」の縁で実現したものです。「ダイラタンシー実験」を行い、小学3~6年生の児童35人が参加しました。学生は当日の進行、材料の準備や作り方の説明、実験サポートなどを行いました。
ダイラタンシーとは、物体に力がかかると液体の状態から固体に変化する現象です。片栗粉と水を一定の割合で混ぜることで簡単に作成することができます。当日は、まず1人ずつ自分だけのダイラタンシーを作成しました。その後は、グループでバケツサイズの大きなダイラタンシーを協力して作り、実際に手で触れてその性質を体験しました。児童たちは色付きの材料を使って、オリジナルカラーのダイラタンシー作りにも挑戦し、楽しく学びながら理科への興味を深めていました。参加者からは「また実験をやりに来てください」や「ほかの実験もやってみたい」といった声があがりました。
また同時進行で、別団体が主となる児童クラブの1・2年生を対象とした講座も行われました。こちらでは「植物のタネが飛ぶ仕組み」をテーマに、発泡スチロールや色紙などを使ってタネのモデルを制作し、実際に飛ばしながら、植物の不思議に触れました。この講座にもチノリカメンバーが参加し、工作や実演のサポートを行いました。
学生コメント:
今回の実験イベントでは、ダイラタンシーを作るだけでなく、色を付けたり、バケツに大きなダイラタンシーを作ったりして楽しんでもらうことが出来ました。
初めての訪問イベントで不安な部分もありましたが、今回の経験を今後のイベントに生かしていきたいと考えています。(山岸 陸途・情報応用工学科2年)