地域連携研究開発機構

地域連携研究開発機構について

地元企業等からの要望に基づいて、地域が抱える課題の解決や、最先端の技術開発を目指す「地域連携研究開発機構」。研究の中での人材育成を通して、地域とこの国の発展に貢献しながら、公立諏訪東京理科大学の教育・研究水準の向上につなげます。そのために、教員が学科の枠を超えて、地域と協力しながら様々な分野の課題解決に取り組んでいます。そして、地域が持つモノづくり技術や環境資源の魅力を発信します。

組織

デジタル医工連携研究部門

研究概要 -Research-

工学的アプローチから超少子高齢化社会の課題と向き合う。

高齢者の心身の健康維持は、人的・費用的コスト低減の観点から国家的な課題の一つです。
地域の医療機関と連携し、最先端デジタル技術を活用した要介護リスクの早期発見やパーソナライズされたリハビリの実現を目指して研究を行っています。
生活習慣病の重症化予防や改善のためのxR等のデジタル技術を活用した運動支援システムの開発などにも取り組んでいます。

防災・減災DX研究部門

研究概要 -Research-

複雑な自然現象を複数の専門分野で解明する。

「想定外」と称されることが多い、自然災害の発生。本部門では、自然に関わる様々な現象を「とことん、たくさん」測ります。諏訪地域で培われた技術が結晶した計測機器を用いてICT(情報通信技術)でデータを集約します。
得られたデータから、AI(人工知能)やGIS(地理情報システム)を用いて複雑な自然現象を解明し、地域の防災・減災に貢献します。

宇宙エコロジー研究部門

研究概要 -Research-

宇宙空間での暮らしをエコロジー的観点で支える工学技術。

本学で長年にわたって得られた成果、機能性材料、再生可能エネルギー、スマート農業技術、環境安全、次世代モビリティ等の各技術を集結。人類のフロンティア領域である宇宙開発に不可欠な閉鎖空間において、無機的な環境下で私たち人間やそれを取り巻く生物集団が安心・安全かつ快適に暮らしていくために必要な衣・食・住に関する工学技術を開発していきます。

地域イノベーション研究部門

研究概要 -Research-

地域産業の技術革新へ、本学の研究者と企業とをつなぐ。

VRや半導体デバイス、バッテリーなど、多様な分野で高度な専門性と技術を持つ研究者が多数在籍する本学と企業が共同で地域産業を活性化させる知の拠点としての役割を担います。企業のニーズをもとに本学の研究者が主体となって共同研究プロジェクトを組むほか、新規事業創出・アントレプレナーシップ研究部門と協力し本学研究者と企業とのマッチングも行います。

AI・データサイエンス研究部門

研究概要 -Research-

ディープラーニング・IoT・ビッグデータ処理技術などの最先端の研究を進め、自ら社会課題の解決を図るとともに、実装技術、活用方法、データ分析方法など、AI利用技術を学内の様々な研究部門・研究分野に展開します。また、AI計算リソース(AIコンピュータ)の管理を行い、研究・教育用途に提供します。教育面では、データサイエンスAI人材リテラシー教育プログラムを主催し、AI人材の育成を図ります。

新規事業創出・アントレプレナーシップ研究部門

研究概要 -Research-

工学と経営学を融合させた、理論的かつ実践的で、最先端の研究に挑戦しています。 分野横断的に形成されたこの部門の研究者チームは、諏訪の地域企業と定期的に研究会を開催し、そこで得た知見をもとに、学際的な観点から課題解決に取り組みます。持続可能な諏訪地域を創り出すために、高度な研究活動を通じて、起業家が多数輩出され、企業からは多くの新規事業が生み出されるようになることを目指しています。

地域連携研究開発機構 報告書

お問い合わせ

地域連携研究開発機構

TEL:0266-73-1345

FAX:0266-73-1230

e-mail:renkei-kikou@admin.sus.ac.jp

共同研究、受託研究等の技術相談等は産学連携センターへお問い合わせください。
その他のお問い合わせは上記の問い合わせ先にてお願いいたします。