ハラスメントの防止について
公立諏訪東京理科大学は、すべての学生と教職員が個人として尊重され、安全で快適な環境において学習・研究・仕事をする権利が保障されるように努めます。そのために、学内におけるハラスメントを防止する措置を講じるとともに、万が一ハラスメントが発生した場合には、迅速に事実を把握し適切な解決を図り、厳正な対処でこれに臨みます。
ハラスメントとは
「ハラスメント」とは、いろいろな場面での「嫌がらせ」のことです。本人の意図する・しないに関わらず、相手の意に反する言動によって、相手に精神的苦痛や不利益を与える言動を指します。様々な種類のハラスメントがありますが、以下に大学で起こりうる代表的なものを示します。
■セクシュアル・ハラスメント(セクハラ)
相手の意に反した性的な言動により、相手に不快感を与えたり、精神的苦痛や不利益を与えたりすることをいいます。
■パワー・ハラスメント(パワハラ)
地位や人間関係などが優位にある者が、業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする行為をいいます。
■アカデミック・ハラスメント(アカハラ)
教育研究上の力関係や上下関係、または優越的な地位を利用した言動によって、相手の教育研究上または修学上の利益や権利を侵害する行為をいいます。
ハラスメントを受けてしまったら
■相手へハッキリと意思表示しましょう
ハラスメントに対しては毅然とした態度を取り、嫌なことははっきりと相手へ伝えましょう。直接相手へ伝えるのが難しい時には、遠慮や我慢をせずに相談窓口へ相談しましょう。
■信頼できる人に相談しましょう
友人や同僚など、身近な信頼できる人に相談しましょう。そこで解決するのが難しい場合には、内外の相談機関へ申し出ることを考えましょう。
■記録を残しましょう
ハラスメントを受けた日時、内容等について、できるだけ詳しく記録しておきましょう。第三者の証言が得られれば、記録の信ぴょう性がより高くなります。
ハラスメントを見かけたら
ハラスメントを受けている人を見かけたら、親身になって相談に乗りましょう。可能であれば加害者へ注意したり、一緒に相談窓口へ赴いたりするなど、問題解決へ向けて協力しましょう。あなたの周りにも、だれにも相談できずに悩んでいる人がいるかもしれません。
ハラスメントをしない・させないために
■お互いの人権を尊重しましょう
■相手の立場に立って考えましょう
■お互いに信頼しあう努力をしましょう
ハラスメントの相談について
本法人は、公立大学法人公立諏訪東京理科大学ハラスメントの防止等に関する規程にもとづき、ハラスメントの相談窓口を設け、防止に努めます。
■通報・相談の受付
ハラスメントの相談窓口は以下のとおりです。
【学生】
学生相談室
〈所在地〉4号館3階
開室時間、相談方法等は以下を参照してください。
→こちら
■学外相談はこちら
・法務省人権擁護局
常設人権相談所(法務局・地方法務局・支局内)
電話:0570-003-110
月~金曜日 8:30~17:15(祝日・年末年始を除く)
・長野県人権啓発センター
相談専用電話:026-274-3232
相談時間:8:30~17:00(但 休館日を除く)
休館日:毎週月曜日(祝日、振替休日にあたるときは火曜日)
祝日の翌日(土・日・祝日にあたるときは開館)
センターが定める日
年末年始
・女性の人権ホットライン
電話:0570-070-810
月~金曜日 8:30~17:15(祝日・年末年始を除く)
公立諏訪東京理科大学のハラスメント対応の流れ