産学公連携
「スワリカブランド」創造事業
ってなに?
地元企業(産)、公立諏訪東京理科大学(学)そして茅野市(公)が連携して、地域課題の解決を目指した研究開発に取り組みました。 地域課題としては、登山や通学者の見守り、害獣被害対策、防災、農業用IoT装置などです。新しいIoT用の無線通信技術(LPWA)を適用することで、他では研究開発されていない、新しい工夫を入れた装置やシステムを開発することを意識して、地域のものづくり企業の皆さんと一緒に研究開発を進めています。
この取り組みは、八ヶ岳の麓という恵まれた自然環境に置かれた公立大学で、技術レベルの高い地元企業に囲まれた長野県茅野市ならではのものです。
公立諏訪東京理科大学を中心に
LPWA通信技術の活用を核とした
「スワリカブランド」を創造
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公立諏訪東京
理科大学
「知」の拠点 -
恵まれた
自然環境
八ヶ岳等 -
LPWA
通信技術
最先端のloT技術 -
高度な
ものづくり技術
工業実績
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実証実験や新製品等の
開発ができる
産学公連携体制とフィールド
「スワリカブランド」
- Mission
- 地元課題の解決に技術的に取り組むことで新技術を生みだし、実力の高い技術人材を育成し、地元の魅力を高めて地元を活性化する。
- Vision
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- 「誰もやっていない」こと、「不可能と思われる」ことに意義を感じて挑戦する。
- 課題の中核部分を解決すべく、常に本質的な挑戦をおこなう。
- 自ら手を動かすことで技術を高め、たとえ失敗しても次の挑戦の糧を得る。
- 解りやすく情報発信し、多くの人からの支援を得て開発を加速する。
LPWA通信技術とは
スワリカブランドが採用しているLPWA(Low Power Wide Area) 無線通信技術は、小電力で低消費電力電力を特徴としています。
例えば、携帯電話が圏外となってしまう八ヶ岳の山中において、小さな電池を搭載した発信機を使ってインターネットまでデータを送ることができます。
さらにGPSを使った位置検出機能が標準搭載されています。
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- 安定通信
- ノイズの多い都市部でも高感度な通信
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- 長距離伝送
- 見通し100km以上の伝送性能
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- 移動性能
- 時速100km以上の高速移動体にも対応した伝送性能
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- GPS標準搭載
- 送信機と受信機間でGPSの時刻情報を同期し高精度な通信を実現
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- 安定通信
- コイン電池1個で動作可能。送信端末の小型化・軽量化を実現
※消費電力は送信頻度等の条件により異なります