[6/15]岡谷工業SPP、風力発電装置と風レンズに講師派遣
更新日: 2012年06月29日
2011年度に引き続き、岡谷工業高校が採択されたサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)の関連機関として、諏訪東京理科大学システム工 学部機械システム工学科が承認されました。2012年度採択された企画名は“風レンズ効果を利用した風力発電用装置の設計開発”です。図1に示すように、 事前に岡谷工業高校で風車と風レンズを試作し、我が校の学生実験用風洞を用いた予備試験の結果、約2倍の出力を得ました。
この結果を元に、設計仕様と設計条件を決定し、6月15日に岡谷工業高校で図2に示すスケジュールで講義を行いました。エネルギー利用に関する予備知識の講義では、図3に示す太陽光パネルや風力発電装置の模型を回覧しました。
続いて、風力発電装置と風レンズの設計製作に必要な原理を解説しました(図4:志澤担当)。
風車を逆にプロペラとして用いる実例として、図5に示すようにラジコン飛行機の原理を説明した後に、体育館で試験飛行を行いました。最後にレポートを記入後、図6に示すように2時間に渉る講義を修了しました。
文章提供:機械システム工学科 志澤教授