国際会議(10th ISHPMIE)に参加しました

更新日: 2014年07月02日

このたび、ノルウェー・ベルゲンにおいて、10th International Symposium on Hazards, Prevention, and Mitigation of Industrial Explosions(XISHPMIE:第10回産業爆発の危険性,防止及び低減に関する国際シンポジウム)が開かれました。

この学会はその名の通り、安心・安全な社会構築のために産業爆発等を防止するためにはどうすればよいかをテーマとしたシンポジウムで、フルペーパー審査に通った論文のみが発表する機会を与えられます。

今回、機械工学科から今村講師がこの会議に出席し、”Ignition Hazard Evaluation on A2L Refrigerants in Situations of Service and Maintenance”と題して、エアコンに搭載される、地球環境にやさしい次世代冷媒(A2L冷媒)の燃焼性についての研究内容を発表してきました。このページでは、学会参加報告を時系列を追いながら紹介します。

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昨年の米国出張(http://www.ms.suwa.tus.ac.jp/news/7th-international-seminar-on-fire-and-explosion-hazards/)でもやってきました成田空港第1ターミナル。いままで海外出張ではかなりの確率でここから出発しています。ノルウェーまではアムステルダム経由で乗り継ぎを入れて約16時間。北緯60度ですので、夜でも明るい(白夜)です。

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アムステルダムを経由してようやくベルゲンにたどり着きました。ベルゲンはフィヨルド観光が有名な街で、世界遺産の建物(ブリッゲン)もあり、以外にも日本人観光客が多くいました。しかし何と言っても物価が高い!!!ペットボトルが400~500円,ピザがものによりますが5~6000円・・・。

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学会会場はこちら、ベルゲン大学です。ヨーロッパの大学って感じのする建物です。講義室は階段教室が2つ,平面教室が1つでしたが、階段教室はかなり急斜面です。

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少し緊張しましたが、無事に発表できました。思っていたよりも多くの質問を受け、海外の研究者と実のあるディスカッションができました。
本学では、毎年多くの教員が海外の国際会議に出かけ、その成果を発表しています。大学院生の中には、海外での学会発表を行っている者もいます。ぜひ本学で学びに励み、海外に出かけましょう!

関連ページ:
機械工学科 今村研究室
http://www.ms.suwa.tus.ac.jp/kyoin-imamura/
http://www.ms.suwa.tus.ac.jp/news/kenkyushitsu-vol7-imamura-ken/