駒ヶ根工業高等学校 SPP講座

更新日: 2014年12月03日

10/27(月)に、駒ヶ根工業高等学校の情報技術科のみなさんが、SPP(Science Partnership Program)講座のために、本学を訪れました。

今回の講座名は、
宇宙を見つめる技術と宇宙活用の現状と未来
です。

 航空宇宙の研究者である、雷 忠准教授が航空力学の基礎を理論と実験を通して講義しました。

午前の部(講義と各種飛行機の飛行実験)

10:30講義開始です。

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まず,流れを見えるようにする技術(可視化技術)の説明と、それを利用した空気抵抗についての説明です。

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トリビア的な内容も。ボーイング747は4つのエンジンのうち1つが動いていれば安全に飛行できる。

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理想的な飛行機の紹介。
見たことない形の飛行機ですね...

続いて、晴天のグランドに出て飛行実験です。

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3種類の飛行機が準備されました。それぞれの飛行にどんな特徴があるのか確認しました。

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最初はホバリングできる飛行機です。

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続いてプロペラ機。

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最後は、翼の大きな飛行機(全翼機)。

この後、学食で昼食をとって可視化実験です。


午後の部(実験体験)

小型風洞をつかって
1. 空気抵抗の測定
2. 流れの可視化
を2つの実験を体験してもらいました。

まず、実験方法についての説明をうけました。

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空気抵抗の測定です。翼型と円柱型の物体が流れる空気から受ける抵抗力を測定します。
最初は、繊細な風量の調整に苦戦しましたが、雷先生、TAの方の指導でなんとか空気抵抗を測定できました。

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続いて、流れの可視化実験です。

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空気の流れに中に、煙をながして可視化します。

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円柱周りの流れは、円柱の後方で流れが乱れていることがわかります。

 

たいへん盛りだくさんの一日でしたが、駒ヶ根工業高等学校のみなさんが科学に対してさらに興味をもっていただけるきっかけになれば幸いです。


[関連ページ]
機械工学科ページ: http://www.ms.suwa.tus.ac.jp/