本学教員と大学院生がAHP(階層分析法)の国際シンポジウムにてThe most innovative idea awardを受賞
更新日: 2018年07月20日
本学教員と本学大学院生の共著論文が、 15th International Symposium on the AHP(ISAHP2018)で、The most innovative idea awardを受賞しました。
〔受賞者〕
共通・マネジメント教育センター 教授 飯田洋市
大学院工学・マネジメント研究科 修士課程2年 小泉 涼
〔受賞テーマ〕
Project evaluation in local government to realize women active promotion society in Japan(日本における女性活躍推進社会の実現を目指した地方自治体の事業評価)
〔受賞内容〕
行政評価の分野で1つの階層で表現されていた事務事業評価の枠組みを、事業の方向性を評価する階層と事業の機能を評価する階層に分離した上で、前者を当該事業に紐づく施策の推進者が、後者を事業の担当者が、それぞれAHP(階層分析法)と一対比較により評価する枠組みを提案した。そして、この枠組みにそって「女性活躍推進社会の実現」に関わる実際の施策(長野県茅野市の施策)に紐づく事務事業の評価を、市役所の職員の協力のもとに実施した。これらの枠組みと実際の取組が評価され、今回の受賞となった。
〔受賞日及び受賞講演〕
2018年7月13日(15th International Symposium on the Analytic Hierarchy Process)
ISAHP(International Symposium on the Analytic Hierarchy Process)は、直観や経験を定量化して評価できるAHP(階層分析法)と、その拡張手法であるANP(Anatytic Network Process)の理論と実践の研究に関する国際学会で、2年に1度開催されている。AHP/ANPの創始者であるサーティ教授(2017年没)がピッツバーグ大学の協力のもと1988年に創設したもので、第15回となる2018年は香港で開催され、世界各国からAHP/ANPの研究者と実業家が集まった。
International Symposium on the Analytic Hierarchy Process 2018
http://www.isahp.org/
飯田研究室のページ
大学公式ページ:https://www.sus.ac.jp/academics/kyo_mane/
研究室のページ:http://www.iidayou.com/